iPhoneの位置情報「常に許可」と「このAppの使用中」の違い|電池消費・到着通知への影響

仕組み解説

iPhoneの位置情報で「常に許可」と「このAppの使用中」のどちらを選ぶべきか迷う場合、結論は「バックグラウンドで位置を使う必要があるかどうか」で決まります。

結論(先に判断)

  • 常に許可
    → アプリを開いていなくても位置情報を使う
    → 到着通知・自動記録・探す系で必要
    → 電池消費は増えやすい
  • このAppの使用中
    → アプリを開いている時だけ位置情報を使う
    → ナビ・天気・地図なら基本これで十分
    → 電池消費は抑えやすい
  • しない
    → 位置不要アプリや、電池消費を減らしたいアプリ向け

→ 迷ったら「このAppの使用中」でOKです。
必要なアプリだけ
「常に許可」にするのが基本です。


「常に許可」と「このAppの使用中」の違い

常に許可

  • アプリを閉じていても位置情報を取得する
  • バックグラウンドで位置を使える
  • 到着・出発通知などの位置連動機能に向いている

このAppの使用中

  • アプリを開いている時だけ位置情報を使う
  • バックグラウンドでは位置取得しにくい
  • ナビ・地図・天気など、使っている時だけ位置が分かればよいアプリ向け

しない

  • そのアプリに位置情報を渡さない
  • 位置が不要なアプリならこれで問題ない
  • 電池消費や常時取得が気になる時にも向いている

原因①:バックグラウンド動作の有無で使える機能が変わる

症状

  • 到着通知が来ない
  • 出発通知が動かない
  • 自動記録が残らない

なぜ起きるか

「このAppの使用中」では、アプリを閉じた時点で位置取得が止まりやすくなります。
そのため、バックグラウンド前提の機能は使えないことがあります。

対処

  • 到着通知や自動記録を使うアプリは「常に許可」に変更する

原因②:常に許可は電池消費が増えやすい

症状

  • バッテリーの減りが早い
  • 位置情報を使うアプリが電池使用量の上位に出る

なぜ起きるか

アプリを開いていない時も位置情報を使うため、バックグラウンド動作が増えやすくなります。

対処

  • 必要なアプリだけ「常に許可」にする
  • それ以外は「このAppの使用中」または「しない」に変更する

原因③:位置連動通知は「このAppの使用中」だと動きにくい

症状

  • 家に着いた通知が来ない
  • 店舗や駅への到着通知が出ない
  • 指定場所での自動通知が反応しない

なぜ起きるか

到着・出発通知のような位置連動通知は、アプリを開いていない時にも位置を見られる状態が必要です。

対処

  • 位置連動通知を使うアプリは「常に許可」にする

原因④:起動直後は位置取得が遅れることがある

症状

  • ナビ開始時に位置が少しズレる
  • 起動直後に現在地の反映が遅い

なぜ起きるか

「このAppの使用中」では、アプリを開いてから位置取得が始まるためです。

対処

  • ナビ系は基本「このAppの使用中」でOK
  • 起動直後のズレが気になる時は、通信状態や位置情報の精度も確認する

今すぐできる設定チェック手順

  1. 設定 → プライバシーとセキュリティ → 位置情報サービス を開く
  2. 対象アプリを選ぶ
  3. 用途に応じて変更する
  • ナビ・天気・地図 → このAppの使用中
  • 位置連動通知・自動記録・探す系 → 常に許可
  • 不要なアプリ → しない

用途別おすすめ設定

ナビ・地図

このAppの使用中

天気

このAppの使用中

到着・出発通知

常に許可

自動記録アプリ

常に許可

紛失防止・探す系

常に許可

位置不要アプリ

しない


補足:常に許可でも意図通り動かない時に見る項目

位置情報を「常に許可」にしていても、次の設定が影響して通知や記録が不安定になることがあります。

  • 低電力モード
  • バックグラウンド更新オフ
  • 通信状態が不安定
  • アプリ側の通知設定オフ

→ 位置情報の設定だけで直らない時は、このあたりも確認してください。

位置情報の矢印が消えない、使っていないのに取得が続くと感じる場合は、位置情報の矢印が消えないとき も確認してみてください。


NG行動

  • すべてのアプリを「常に許可」にする
  • 必要なアプリまで全部「このAppの使用中」「しない」にする
  • 位置不要アプリまで権限を残したままにする

→ 電池消費の悪化や、必要な機能が動かない原因になります。


再発防止(重要)

  • 「常に許可」は本当に必要なアプリだけに絞る
  • ナビ・地図・天気は基本「このAppの使用中」で使う
  • 位置不要アプリは「しない」に見直す
  • 定期的に位置情報の使用状況を確認する
  • 電池の減りが気になる時は、常時許可アプリを減らす

FAQ

Q1. 「常に許可」にすると危険ですか?

危険というより、位置情報を使う頻度が増えるため、電池消費や位置取得の機会が増えやすくなります。必要なアプリだけに限定するのが基本です。

Q2. どのアプリを「常に許可」にすべき?

到着通知・自動記録・紛失防止系など、アプリを開いていない時にも位置を使う機能があるものです。

Q3. 「このAppの使用中」で困ることは?

到着通知や自動記録など、バックグラウンドで位置を使う機能が動かないことがあります。


まとめ

  • 違いは、バックグラウンドで位置を使うかどうか
  • 基本は「このAppの使用中」で問題ない
  • 到着通知・自動記録・探す系だけ「常に許可」
  • 位置不要アプリは「しない」でよい
  • 電池と機能のバランスで選ぶのが最適

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